日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナーとは?

 

スポーツ指導者資格として、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)は1994年からアスレティックトレーナー(AT)養成制度をスタートしました。2014年10月1日時点で2,324名がこの資格を取得してオリンピック競技大会などの国際競技大会をはじめ、国民体育大会やさまざまな競技における国内トップリーグから大学や高校などで活動するアスリートのサポートをしています。

JSPOはATを
「スポーツドクター及びコーチとの緊密な協力のもとに、
競技者の健康管理、傷害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、
アスレティックリハビリテーション及び
トレーニング、コンディショニング等にあたる」者

と定義しています。

JSPOは公認ATの役割を7つ示しています。

  • スポーツ外傷・障害の予防

    メディカルチェック、熱中症予防、
    ドーピング対策など

  • スポーツ現場における救急処置

    心肺蘇生法、RICE処置、
    緊急対応計画の実施など

  • アスレティックリハビリテーション

    安全な早期復帰に向けて
    効果的なアスリハの指導など

  • コンディショニング

    傷害予防と競技力向上を目的とした
    トレーニングの指導など

  • 検査・測定と評価

    さまざまな状況下で選手の
    コンディションを把握するための評価など

  • 健康管理と組織運営

    選手の健康データ収集と管理、
    サポートスタッフ間の連携構築など

  • 教育的指導

    選手や指導者をはじめ関係者に対する
    情報提供・共有と教育的指導など

以上の7つの役割を果たすことの出来る技術、知識を持っている者。

外部リンク

(参考)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト(1)アスレティックトレーナーの役割より